運営者情報の作り方

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ブログやサイトを運営する際、「運営者情報」のページを作成することで、サイトの信用度を高めることができます。今回は、運営者情報を記載するメリットから、最低限書いておくべき内容、WordPressでの作成手順までを解説します。

運営者情報を記載するメリット

ブログやサイトを運営するうえで、運営者情報を記載することによるメリットは、大きく3つあげられます。

読者の安心感につながる

誰が発信しているのかが分かることで、情報への信頼性が高まります。たとえば、商品のレビューや体験談を読むときに、運営者の素性がまったく分からなければ不安に感じる方もいますが、名前や連絡先が明記されていれば「責任を持って発信しているサイトだな」と感じてもらえます。

検索エンジンからの評価が上がる

Googleなどの検索エンジンは、情報の信頼性を評価する基準として「E-E-A-T」という考え方を重視しています。

これは、経験(Experience)・専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trustworthiness) の頭文字を取ったものです。

つまり、「どんな人が、どんな立場で、どれだけ信頼できる情報を出しているか」を判断する仕組みです。

運営者情報を整えておくことで、こうした評価の土台をつくることができます。

広告の審査に通りやすくなる

Google AdSenseをはじめとするアフィリエイト広告では、運営者情報の掲載が審査条件のひとつとされる場合があります。きちんと運営者情報を記載しておくことで、広告掲載の準備もスムーズに進められます。

最低限、記載すべきこと

運営者情報のページには、最低限、次の5項目を記載しておきましょう。

運営者:運営者の名前(ハンドルネーム可)を記載
サイト名:サイトの名前を記載
サイトURL:サイトのURLを記載
お問い合わせ:お問い合わせフォームのURLを記載
プライバシーポリシー:プライバシーポリシーのページのURLを記載

(例)

運営者トキ
サイト名Toki-Style
サイトURLhttps://tkz-style.com/
お問い合わせhttps://tkz-style.com/contact/
プライバシーポリシーhttps://tkz-style.com/privacypolicy/

この5項目を記載しておくだけでも、サイト運営者としての基本情報がそろい、信頼性を高めることができます。

WordPressで運営者情報ページを作る手順

続いて、WordPressでの「運営者情報ページ」の作成手順を解説します。

運営者情報のページは「固定ページ」で作成します。左側メニュー「固定ページ」→「固定ページを追加」をクリックします。

編集画面が開いたら、タイトル欄に「運営者情報」と入力します。

続いて、画面左上の「+」をクリックして、ブロックインサーターを開きます。

「テーブル」を選択します。

「カラム数」は「2」、「行数」は「5」と入力し、画面右側の「表のセル幅を固定」の項目を「OFF」にして、「表を作成」をクリックします。

先ほどの5項目を、表に入力します。

スラッグを編集して、「公開」をクリックします。スラッグは特にこだわりが無ければ、
「profile」にしておくとよいでしょう。

続いて、「運営者情報」のページをメニューに追加します。「外観」→「メニュー」をクリックします。

画面上部「ヘッダーメニュー」を選択して、画面左側の「運営者情報」にチェックを入れ、「メニューに追加」をクリックします。そして、メニューに「運営者情報」が追加されたのを確認して「メニューを保存」をクリックします。

同じ要領で「フッターメニュー」にも設定を行っておきましょう。

ここまでの作業で、サイトに「運営者情報」が追加されます。

おわりに

運営者情報のページは、ブログを安心して運営するための基本要素です。最初のうちは簡単な内容でも構いませんので、まずは形にしておくことが大切です。

あとから内容を追加・修正することもできますので、まずは「信頼されるサイトの第一歩」として整えておきましょう。